【大学】後期の授業が14日から始まってます。
無事に夏休み&実技試験を終えることができたでしょうか?

「ひとを読み解く科学」Bは、15日(金)12:40~、C202教室で開始です。
そもそも何人受講することになるのか、現時点では不明です。

もし今から、4月に事務局宛に提出した履修登録を変更する学生は、
9月20日までに事務局に届け出て下さいね。
改めて出席する意思を固めた学生も、
名簿に名前があるのに一度も出席しない学生も、
それぞれ毎年多々いますが、
出席しないと「不合格」という記録が残ってしまうので、要注意です。

前期から引き続き受講する学生も、後期から受講する学生もいるはずなので、
初回は改めて「授業インフォメーション」「受講するときの約束・態度目標」を
提示します。

後期の授業は「描画法による人間(自己・他者)の理解」を学びます。
「描画法(びょうがほう)」って何だ?という問いかけへの回答は授業で。
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心理学では、いろいろな方法を使って人間の理解を行います。
アンケート方式で質問の答えを選んでもらうタイプや、
何か作業をしてもらって出来あがった制作物をもとに分析するもの、
もちろんカウンセリングで話を聴きながら問題を整理していくもの、
などなど。

これらを組み合わせて、より深く広く理解していく方法もあります。

今回は「描画」で人間の理解を深めていきます。
もちろん、上手下手は関係ありません。

いわゆるアートセラピーでは、見かけを心配する必要はありません。
教員や他の学生も一緒に、アートを作るプロセスの証人として
そこにいるだけです。
アートは、その人の人生が旅として続いていったプロセスから
生まれてきます。みんなでその旅を一緒に歩いてみましょう。

ある人は、アートとアートセラピーの違いを、こう表現します。
「タマネギを思い浮かべて下さい。」
「アートは、料理され、さまざまなソースになったタマネギで、
いろいろな食べ物に使われます。」
「アートセラピーでは、タマネギは生のままです。
セラピーのプロセスの中で、タマネギの皮をむいていきます。」

15回という授業の中ではありますが、
ありのままの自分というタマネギを、少しずつ皮をむいていきましょう。
そのためには、お互いを守り尊重する行動をして下さいね。